Monday, January 14, 2013

mürren vol.12 「地下の世界」

mürren vol.12 「地下の世界」にて、昨年末ケイビングの取材へ行ってきました。
この取材で初めてケイビングというものを知り、実際に少しだけ体験もしてきました。
メンバーは編集の若菜さん、ガイドの森勝さん、そして今号のアートワークを担当した、画家で知人でもある一平さん。
3時間近い地下での洞窟移動は、撮影も含め今までに全く経験したことがない種類のものでした。若菜さんが本誌にも書いていますが、腰を下ろせる小さいスペースに降り立った際、そこにじっと座り全員のヘッドライトの明かりを消した時、自分の身体が暗闇に同化していく感覚は妙に落ち着いてとても不思議なものでした。
移動中は高所恐怖症との闘い(地下なのに!)。
何度か動き方を見失い、その場で固まってしまった時に感じた恐怖と焦りを自分で平常心に戻していく過程なんかは、僕としては非常に良い体験でした。
その他のコンテンツ、地下の世界にふと目を落とす若菜さんの視点と編集が本当に素敵です。ぜひ手にとって読んでもらえたら嬉しいです。

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mürren vol.12

art direction_Ayako Yabe ( kidd )