Sunday, June 23, 2013

an old negative film


ポートランドの街にあるアンティーク屋さんで、一枚のネガを見つけた。
使い古しのポストカードがびっしり並んで売っているところにこれが一枚だけ挟まっていた。
シートに1カットだけの写真。傷だらけで、見たことのない種類のフィルム。一瞬6×6に見えるが微妙に横長のフォーマット(6×5.5)。数十年前の雰囲気の人たち。部屋に掲げられている星条旗。なんだか一目で僕はこの写真が好きだという気がした。たったこれだけだけど、ものすごくこの写真のことが気になった。
25セントで買って帰り、プリントしてあがってきた写真は想像以上に素敵なものだった。この写真について簡単に調べてみると、コダックがこのタイプのフィルム(safty film)を製造していたのが、1910年代~70年代あたりらしく、画像はネガに対してハッセルや二眼レフの様に縦にフィルムに写るカメラで撮影されてはいなく横に写っている。なのでこれはおそらくフォールディングカメラの様なもので撮影されているという確率が高く、その全盛期は1950年代〜60年代らしいということから、きっとそのあたりに撮影された写真なのだろうと思う。そして僕は上記にあげたいくつかの気になった点のどれかひとつでも欠けていたらこのネガを買わなかっただろうと思う。理由は分からないけれど、そういう分からなさがあるものにとても魅力を感じる。





Thursday, June 13, 2013

Friday, June 7, 2013



Thursday, June 6, 2013



Monday, June 3, 2013



Sunday, June 2, 2013