Tuesday, January 22, 2013

off center hole


今日は昨年の9月に撮ったいくつかの写真をある人に見てもらいました。
見てもらうまでに少し時間が経っているのは、その一連の写真が僕の中で全く整理できずにいたからです。
色々な種類の写真が詰まった数十枚のベタ焼きは、自分で何度見返してもまとまらず、今までに焼いた写真は3カットのみ。ベタ焼きがあがってきてすぐに焼いたその3カット以降、次にどれを焼いたら良いかずっと分からないままでいました。
今日ようやく見てもらう事ができたのは、いくつかの機会が重なったのと、直感的にもう今しかないと初めて感じたからです。
その人は編集者、本をつくっている人。
一連の写真もその本に掲載させてもらえたらと思って僕は持ってきています。
その人は、ばらばらした写真の中からその本のためにひとつのくくりを作り、
それに沿った写真をざくざくピックアップしていったのですが、
驚いたことに、そのくくりができたおかげであっという間に全ての写真が綺麗に分かれ、僕の中で整理がつきました。
その瞬間がなんとも気持ち良かった。素晴らしい瞬間だった。流石だと思った。
その本が形になり、他の写真も別のところで発表できたらと思っています。


Monday, January 14, 2013

mürren vol.12 「地下の世界」

mürren vol.12 「地下の世界」にて、昨年末ケイビングの取材へ行ってきました。
この取材で初めてケイビングというものを知り、実際に少しだけ体験もしてきました。
メンバーは編集の若菜さん、ガイドの森勝さん、そして今号のアートワークを担当した、画家で知人でもある一平さん。
3時間近い地下での洞窟移動は、撮影も含め今までに全く経験したことがない種類のものでした。若菜さんが本誌にも書いていますが、腰を下ろせる小さいスペースに降り立った際、そこにじっと座り全員のヘッドライトの明かりを消した時、自分の身体が暗闇に同化していく感覚は妙に落ち着いてとても不思議なものでした。
移動中は高所恐怖症との闘い(地下なのに!)。
何度か動き方を見失い、その場で固まってしまった時に感じた恐怖と焦りを自分で平常心に戻していく過程なんかは、僕としては非常に良い体験でした。
その他のコンテンツ、地下の世界にふと目を落とす若菜さんの視点と編集が本当に素敵です。ぜひ手にとって読んでもらえたら嬉しいです。

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mürren vol.12

art direction_Ayako Yabe ( kidd )


Friday, January 11, 2013

two prints for sale


top_Tetsuya Urabe, ollie. Ako, 2012
bottom_Tottori sand hill, 2012
frames_CO.NNECT.

My two prints are for the Film Por Vida show at BOOK & JOB Gallery in San Francisco.
Please check out other prints of great photographer in the world who took part in the show together.
We can see all awesome photography and get them.

http://book-job.com/vida.html

Tuesday, January 8, 2013

2012年年末







Tokyo, Dec 2012